けんちゃんのゼロから始める新・鮨バー

寿司屋の修行なしに開業した26歳の成長日記

玉子焼きとコケ。

こんばんは!

この1週間、また少し九州です。
ANAのマイルがたまっていて、新居が10/1〜しか住めないとのことで、空いた時間に九州に来ております。

前回の寿司旅で行くことができなかった、鹿児島も行きたくて、いくつかお店を予約もできたので、行くとにしました。

そして、今日は、漫画「将太の寿司」で読んだ、飫肥地方の玉子焼きを食べに行きました。

この玉子焼きが飫肥地方の郷土料理で見た目も食感もプリンのようにプルップル。

牛乳の代わりにみりんをいれるぐらいの違いしかありません。

それを1時間ぐらいかけて焼き上げるとのこと。
火加減を間違えれば、こげてしまいますし、また一気に加熱してしまえば、気泡が入ってしまいます。
その辺はかなりデリケートで、職人の技によって味が変わるとのこと。

今日は食べ歩きということで、飫肥地方の4店舗の玉子焼きを食べました。
もっと食べられるところはあったみたいですが、さすがに食べ過ぎて食べられなくなりました。

それぞれのお店で作り方も違って、味や食感も少しずつ違いました。

僕は最初に食べた、こだまやさんのものが好きでした。
他のお店は、昔ながらのやり方を諦め、オーブンを使ったりしていましたが、ここは七輪を使って炭火で焼き上げておりました。銅板の型に蓋は銅と鉄とのこと。

手の感触で火加減を判断するそうです。

特注の0.5mmの暑さの銅板に20個の玉子を裏ごしして1日置いたものを使って焼き上げるとのこと。1日置くのは気泡を抜くためで、灰汁取りを使って気泡をとるとのことです。

先日の記事にも書きましたが、僕はこの玉子焼きがすごく気に入ったので、ぜひお店でも、少しスイーツ感覚で出したいなあと思っています。

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銅板はどこに売ってるかと聞くと、特注とのことでしたので、近くの板金屋さんに行って頼みました。玉子10個用のものを。

ただそのおっちゃんが、ああ忙しい忙しい。って言って、いつになるかわからんよーーと。笑

半年前の注文のものがやっと今できたとのことでしたので、僕も気長に待たなければと思っている次第です。なんか、九州に来た感じがするひと時でございました。

そうこうしてる間に時間も過ぎて、最後にコケの研究所があったのでふらっと立ち寄るとここがすごく面白かった。

民間のコケの研究所としては、世界唯一の機関とのことで、研究のレベルは当然のことながら、そのプレゼンテーションが良いなあと思いました。

入り口をすごく広くして、いろんな人が楽しめるようなコンテンツが詰まった場所でした。実際に研究をしている人の姿は見られませんでしたが、ただの堅苦しい研究所とは違い、すごく西洋を感じさせる白を基調とした開放的な空間で、いるだけで嬉しくなります。

また二階に行くと、とても素敵な畳の部屋にパネルがかけられており、そこでコケについて様々なことが書いてありました。

これって、企画力というか、運営力というか、そういう「センス」とか「感度」がそうとう高い人たちが集まってるんだろうなと思わざるをえません。

入って、すぐに、「コケの研究が、どんな役に立つんですか?」と聞いてしまった僕が恥ずかしくなりました。

コケを愛し、魅了された人たちが、コケの基礎研究をした果てにそういうことを考えれば良いということを後から感じました。

今は生物分類学に属し、応用とかは考えるところではないとのことでした。

すぐに目の前の利益のことや応用のことばかり考えるのではなく、好きなことをとにかく研究するという考え方が今の自分にとてもかけているなと最近思っていたので、まただなあと思ってしまっておりました。

寿司についても同じですが、今は好きだからとことん知ろうとするというスタンスを曲げずに、目先のことは変なことは考えずにシンプルにやりたいと思いました!

玉子焼きもとても勉強になりましたが、コケの研究所も大変学びや気づきのある時間でした!

それでは(^○^)

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